Tenby International
タンジュントコンのユニークなローカルスクール併設校
テンビー: Tenby International School Penang
マレーシアで約60年の歴史を持つインターナショナルスクールのパイオニア。
一つの特徴として挙げられるのが,マレーシア式のカリキュラムを提供するローカルスクールと,今回ご紹介するインターナショナルスクールとが同じ敷地内に併設されている点です。交流も盛んで,お互い切磋琢磨しているそうです。
年間の学費帯はペナンのインター校,10校のなかでは中間よりやや安いレベルで,立地条件も悪くなく,ケンブリッジ式カリキュラムを学べるリーズナブルなインター校の一つの選択肢と言えるでしょう。
2024年5月には,「STEAM Engine」と呼ばれる新しい実習棟が完成し,ITなどの科学技術実習室やマルチホールなど新しい施設が拡充されました。STEAM Engineを特別に取材させていただきましたので,詳しくは下をご覧ください。
基本情報
学校名 (英語表記) |
Tenby International School Penang | |
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学校名 (日本語読み) |
テンビー・インターナショナルスクール・ペナン | |
公式URL | https://tenby.edu.my/penang/ | |
所在地 | Tanjung Bungah | |
設立 | 2011年 | |
カリキュラム | 英国ケンブリッジ式 | |
学年対象 | 幼・小(Y1-6)・中(Y7-11) | |
学期/ 年初登校日 |
3学期制 2023年8月23日(2023-2024年度) | |
学生寮 | なし | |
学費 2022-2023 |
Y1 | RM20,880 (約62万円) |
Y7 | RM34,470 (約105万円) | |
入学選考 | 面接およびCAT4試験 |
キーポイント
学校全体の学業成績を評価する指標として,ケンブリッジカリキュラム採用校を対象としたケンブリッジチェックポイントテスト結果(2022年)が同校のホームページで公開されています。
これによると,すべての生徒うち88%がグレード5,もしくはA*-Cを達成しており,全体のレベルとしてはストレイツなどと同等の優秀な成績を残しています。
タンジュンブンガの住宅街の奥に6エーカーの広い敷地を構えており,日本人に人気のインター校,ポウイスとは直線距離で300mほどの距離にあります。
ポウイスは同一敷地内ではプライマリーまでであること,ならびにペナン滞在予定期間や,住みやすいタンジュンブンガ地区を住まいの提条件とする場合,セカンダリーまで進学できるテンビーが有力候補となり得るでしょう。
新実習棟 STEAM Engine
当初2023年完成予定とアナウンスされていた,Tenbyの待望の総合実習棟,STEAM Engineが,いよいよ今年2024年5月に運用が開始されました。
音楽室など一部最終工事中の教室は,今年8月までに工事を終える予定で,9月からの新学期には間に合うように計画中とのことです。
また,ユニークな施設として,新棟の1階入ってすぐ右側に,保護者向けのカフェテリアが併設されるそうです。
意図をお伺いすると,様々な国からやってきたそれぞれの保護者の方々に,学校やペナンでのくらしについての情報交換や,家族間の親睦を図る場を提供するためだそうです。
今回,同校から特別に取材許可をいただいたため,いち早く完成した実習室の様子をお届けします。
STEAMとは,科学(Science), 技術(Technology), 工学(Engineering), 芸術(Arts), 数学(Mathematics)の頭文字をとって名付けられた一種の教育理念を表し,日本を含む全世界的に取り組みが進められています。
STEAMについて詳しくは,こちらのSTEAM JAPAN様のホームページをご覧下さい。
STEAM実習棟
新しいマルチホール
1Fのプロムナード
化学実習室
調理実習室
保護者向けカフェテリア
工事中の音楽実習室
IGCSEカリキュラムの伝統校であるTenbyが,先端教育のSTEAM専用実習棟を手に入れたことで,施設が新しくて人気の新設校,ストーニーハーストや,ポウイスプライマリー校に負けるとも劣らない素晴らしい教育環境を整えました。
日本からの留学生を含め,今後の留学先の比較検討に一石を投じることになりそうです。
公式紹介YouTube
先生や生徒たちの声,授業風景がご覧いただけます。